暮らしの編み方。

ねえこれ知ってる?面白かったよ。これはカンタンでおいしいの、食べてみて! 40代で高齢出産、フラフラしながら頑張る50代主婦のブログです。育児も家事も大変だけど、シンプルに好きなことを楽しみながら暮らしたい。おすすめしたいことやモノ、生活のあれこれを編集して、お待ちしてます♪

ぼんじりに再チャレンジ。美味しい、けれど課題が残りました。

鶏の尾の付け根の「ぼんじり」。
やきとりで大好きな部位です。
先日、初めて生を買ったときは、下処理せずに料理してしまいました。
それでも食べられましたが、今回は予習した下処理をしてみます。

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ぼんじり初挑戦の記事はこちらです。

そのまま塩をして焼いただけで、それなりに美味しかったんです。
が、下処理をすれば、食べやすくてもっと美味しいはず。

ぼんじりの下処理

ぼんじりの下処理については、検索すればたくさん出てきます。
いくつか見ましたが、ていねいでわかりやすかったのが、こちらの動画です。

www.youtube.com

よく見ておいて、実際にやってみます。

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前回購入した同じスーパーで、15~16個で174円でした。

毛羽があれば取る

まず、毛羽(羽毛の付け根部分)や毛を抜き取ります。
前回は、ほとんどありませんでした。

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魚の骨など抜く、料理用の骨抜きを使います。

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抜き取ると、こんなに長い。
ストローのような形状です。

油壺を取り除く

ぼんじりの三角形の頂点を右側において、皮を下側にします。

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右側から指を入れて皮をはがすと、現われるふたつの黄色いかたまり。

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これが油壷です。

オイルキャップとも呼ばれ、油分を作る器官。
分泌した油分で羽をオイルコーティングし、防水仕様になるそうです。

食べられないわけではなく、鶏油(チーユ)の材料にもなるんだとか。
少しクセがあるので、とった方があっさりと上品になります。

油壷と身の間に指を入れ、皮ごとひきはがす感じなんですが…
これに苦戦しました。
けっこうな力が必要で、非力で不器用ゆえ、お手本の動画のようにはなかなかできなくて。

ぼんじりはぶよぶよとやわらかく、私の手は熱いので、時間がたつと溶けた脂で手がすべります。

途中から、小さいナイフで切り取ることに。
まだ使い慣れないビクトリノックスのナイフを使ったら、左手の指を少し切ってしまいました。
(びくりとのっくす を変換すると、びく鶏ノックス になる…)

普段使いの包丁に持ち替え、なんとか全部取りました。

中心の骨を取り除く

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赤丸で囲んだ部分の真ん中、白いのが尾骨。
両脇から包丁で切れ目を入れ、切り取ります。
すみません、この辺で力尽き欠けていて、画像がありません。

今日は野菜と合わせてみました

焼いてにじみ出る脂の旨みを吸わせるべく、なすとしいたけを合わせてみます。

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まず、フライパンに油をしかずに、ぼんじりだけを弱火でじっくり焼きます。

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焼いている間に、なすを輪切りにして塩水であく抜きし、しいたけは一口大にカット。
薬味としてのせる、青ねぎも小口切りにしておきます。

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ぼんじりの片面がこんがり焼けたら返して、なすとしいたけを並べ、塩をふります。
思ったより脂か出なかったので、少し油(今回はひまわり油)を回しかけ、ふたをして蒸し焼きに。

弱火のまま、じっくりです。

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焼けたら、しょうゆとこしょうで調味。
器によそって、青ねぎをのせます。

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これはお酒飲みたくなりますね…
昼間だったので我慢。

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私は七味唐辛子を少し振りました。
ぼんじりはカリッとした歯触り、前回より確かにあっさり、骨もなく食べやすかったです。
茄子はやわらかく、しいたけの歯ごたえもよく、全体的にボリュームアップして満足。

次回は包丁で

思ったより下処理に時間がかかり、ちょっと疲れました。
ぼんじり、美味しいけれど、時間のないときは手がかかって無理だなあ…
もう少し、ラクな下処理方法ないかしら。

と、また検索したり動画を見ていたところ…

www.youtube.com

こちらの動画。
焼き鳥屋さんの仕込み方法なんですが、油壷を包丁でスパッと切り落とすのです。
なーんだ、それでもいいんだ。
その方が圧倒的に早くてラクです。
可食部が大分減ってしまいそうですが、悪戦苦闘するよりはマシ。

そして、こちらのお店では、骨をあえてとらないそうです。
ワイルド路線。
串焼きだからこそかもしれません。

またしばらくしたら、もう一度チャレンジしてみる気になりました。
美味しいもののためならば、包丁をよく砥いで臨みます。