薄切り肉の、おすすめ保存方法。すぐに使えて安心です。
食材の買物をするとき、こういうジャンルありますよね。
・とりあえず買っとけポジション
・冷蔵庫(冷凍庫)にあればなんとかなるシリーズ
レギュラーの食材は、各ご家庭(単身者含む)や好みによるとは思いますが…
主食の米、パン、麺類と、乾物・調味料・レトルトや缶詰類を除くと
卵、牛乳、チーズ、ベーコン、玉ねぎ、じゃがいも、大根、キャベツあたりかな。
あと、薄切り肉ってそこに入りませんか?
牛肉もあり得ますが、価格と使い回しの幅からいうと、やっぱり「豚肉」。
便利な薄切りの豚肉
豚肉の薄切りさえあれば、あとは他の食材と組み合わせて、さまざま使えますね。
肉じゃが、煮物、豚汁、炒め物、回鍋肉、豚しゃぶ、生姜焼き、カレー、ロールカツ、豚丼、他人丼、うどん、焼きそば、ラーメン、お好み焼き等々。
フードプロセッサーなどでひき肉状にすれば、肉味噌、そぼろ、肉団子、麻婆豆腐、餃子など、さらに広がります。
肉じゃがやカレーは、牛肉に限るというお宅もあると思いますが。
豚肉でもおいしいですよ。
とにかく便利なので、うちの冷蔵庫のチルド室にある確率80%。
それゆえに、半端に残ったり、使わないうちに賞味期限がきたりします。
そんなとき、どうするか。
毎日更新チャレンジ、この記事は26日目です。
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生では冷凍しない
豚肉に限らず、生肉を冷凍することは、私はほとんどしません。
味噌漬けやオイル漬けなど、下味をつけた冷凍はしますが、生でそのままはないです。
・解凍に時間がかかったり、解凍がムラになって面倒
(電子レンジはありません)
・冷凍後に固まってしまい、必要分取り出すのが難しい
・味や食感が落ちる
・加熱してから冷凍する方が衛生的
このような理由からです。
湯通し(湯引き、湯洗い)=しゃぶしゃぶ してから冷凍
こちらがおすすめです。
・臭み、アクがとれて美味しくなる
・余分な脂が落ちて美味しい・ヘルシー
・冷凍後、かたまりになりにくい→必要な分だけ取り出し、解凍せずにそのまま調理できる
・すでに火が通っているので、加熱時間が短くて済む→味が抜けたり、硬くなりにくい
・ほんの少し塩味がついているので、味がぼやけない
こんなメリットがあります。
手順
鍋にお湯をわかし、酒と塩を加える
↓
薄切り肉をお湯の中で泳がせ、色が変わったらざるにあげる
※水にとらない
↓
冷めたら、ジッパー付きの袋などに入れて冷凍(冷蔵)する
初心者の方(うちの家族)が見ることを想定して、詳しく解説をします。
鍋にお湯をわかす
湯通しする肉の量にもよりますが、500~1,000ccくらい。
お湯に酒と塩を加える
適当に、計らなくてもかまいませんが、目安は酒大さじ1・塩小さじ1/4。
薄切り肉を泳がせ、色が変わったらざるにあげる
菜箸でさっとほぐし、手早く引き揚げます。
時間をかけると硬くなり、旨みも出てしまいます。
肉が大きければ、使いやすい大きさに切ってから湯通ししますが、その際はキッチンばさみで切ると、包丁とまな板を使うより洗い物が減ってラク。
しゃぶしゃぶ用の極薄切りなら、切らずに大きいままでも。
凍っている状態でも、切ったり折ったりが簡単です。
水にとらず、そのまま冷ます
水にとると硬くなるし、洗い物も増えるので、必要なし。
冷めたら、ジップ付きの袋などに入れて冷凍(冷蔵)する
なるべく平に薄くならし、冷凍します。
すぐ使うあてがあるなら、ふたつきの容器で冷蔵庫へ。
その方が、袋より洗いやすくて後始末がラクなので。
ちなみに、お湯から引き揚げてすぐに酢じょうゆ玉ねぎに漬ければ、味がしみて美味しいおかずになります。
酢じょうゆ玉ねぎについてはこちらをどうぞ。
好みのドレッシングや、めんつゆ+ごま油、ラー油、酢などに漬けて、サラダや麺のトッピングにするのもよいですね。
使い方
汁物や煮物なら、凍ったまま入れればOK。
特にうどんやラーメン、豚汁(味噌汁)、鍋物などに便利です。
夏のうどんにも。
炒めるなら、フライパン等に凍ったまま入れてびったりフタをし、弱火で加熱します。
水気が出てきたらフタをとり、水分をとばしつつ、油や調味料を加えます。
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買物に行けなくて食材がなんにもないというとき、忙しくて時間がないとき、冷凍庫に加熱済みの薄切り肉があると、かなり助かります。
でも、なんでも余ったら冷凍すればよいわけでもないです。
市販の冷凍食品ではなく、自分で冷凍したものは、管理できる種類と量にしないと無駄にしてしまいがちです。
冷凍に関しては、また別の記事にします。