粉末だしの素、おすすめはこれ。簡単でおいしい、うれしい出会い。
ふだんの食事で、お味噌汁などの出汁(だし)ってどうしてますか?
出汁をとる・とらない、かつおか昆布かいりこ(煮干し)か、インスタントなら粉末か顆粒か液体かパックか…メーカーもいろいろ。
さまざまな選択肢がありますね。
お味噌汁は作らない、飲まない、ってご家庭もあるでしょうね。
私も、昔はお味噌汁があんまり好きじゃありませんでした。
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「おふくろの味」ではなかった
私の母は、お料理が下手ではない(と思う)のですが、手の込んだことは面倒くさがるタイプでした。
インスタント食品はどんどん使い、出汁は顆粒タイプを使っていました。
特別な時以外、出汁をとることはほとんどなかったんじゃないかな。
私は、お味噌汁がおいしいと思ったことがありませんでした。
母の作る味噌汁は、出汁の風味とお味噌が少なくて、味が薄かったのです。
もっと言えば、母と私は体質が違ったのですね…私はもっと塩分が必要だった。
お味噌汁が好きになったきっかけは、出汁でした
自分の家庭を持ってからは、煮干しを水に浸してから煮出したり、奥薗式にならって昆布を細かく切って入れたりしていました。
それはそれでよかったのですが、40歳前後に身体をこわし、食事を根本から見直した時期があります。くわしくはこちら→★
しばらく通ったマクロビオティックの教室では、お味噌汁を重要視していて、出汁もきっちり一番出汁をとるように指導されたのです。
高品質の昆布やかつお節を使い、ていねいにとった出汁は、それはそれは香り高くおいしくて、滋味が身体に沁みわたります。
お味噌にもこだわれば、お味噌汁も当然美味しくて、私と夫はお味噌汁が好きになりました。
一日一回はとって、身も心もほっと安心するように。
約10年とり続けた一番出汁
その後、子どもが生まれてからも、出汁をとり続けました。
離乳食のときに、うすーく味つけした一番出汁を、息子はごくごく飲みました。
お味噌汁やお吸い物を、両手でお椀をかかえてのけぞって飲む姿がまるで三々九度のようで、夫とよく笑いました。
息子は、今でもお味噌汁が大好きです。
週に2回ほど出汁をとるのは、難しくはないけれど、それなりに手間がかかりました。
・使う時間を逆算して、昆布を水につけておく
・昆布を引き上げたり、かつお節を投入して火を止めるタイミングを逃さないよう、そばで見ていなければならない(しょっちゅう失敗しました)
・鍋とざる、濾して入れるボウルか鍋、ペーパー、冷蔵保存する容器が必要。かさばるし、洗い物も増える。
・材料の昆布とかつお節の調達、出汁がらの始末
・材料費が高い(高級材料だと続かないので、普通に買えるものにシフトしていきました)
正直、負担に思うことも多かったです。
でも、健康においしく暮らすために、自分で決めたこだわりでした。
出汁がとれないとき・切れたとき用に、インスタントの出汁をいくつも試しましたが、あまり満足のいくものがなかったことも、続けた理由のひとつです。
自粛を前に、出汁制限解除
そんな生活が10年以上続いていましたが、今年の一連の自粛騒動で考えなおしました。
長期間買い物に出られないことも想定すると、昆布はともかく、かつお節はどんどんなくなるわりに、場所をとります。
それに、もしも私が長期的に料理できない状態になったら、夫に出汁からとってもらうのは負担が大きすぎる。
洗い物やゴミも、なるべく少なくしたい。
ここはこだわりを捨てて、「できるだけ自然な原材料で作られた、簡単に使えて保存がきくだしを用意しよう」と決めました。
この「だしの素」は大当たり
ネットでいろいろ調べて、自然食品店で購入したのがこちら。
日食だしの素。
これが、雑味がなく、すっきりやさしい味わいで、とてもおいしかったのです。
これなら、妥協した感はほとんどなく、満足しました。
お味噌汁以外にももちろん、さっと溶けて使いやすいです。
一袋10g。
3人分の味噌汁だと半分くらい入れています。
単純計算で、1回16円弱。コスパ高い…!
購入先は?
公式オンラインショップのほか、有名ショッピングサイトやドラッグストアのオンラインショップなどでも販売されています。
柔軟に、身軽に
この商品を使ううちに、心の中のハードルがひとつなくなりました。
大げさかもしれませんが、「何がなんでも出汁はとらねば」と、自分で自分を縛っていた面がありました。誰にも責められないのに。
出汁をとるのが面倒で、味噌汁も作らなくなったら、本末転倒ですものね。
状況や事情に合わせて、こだわりすぎずに料理をしていきたいです。