出張中日記3日目。自分が食べたくて作ってるものは何割かな?
夫が出張中の、小2息子との生活の食事記録。
昨日のおやつから今日の朝食までと、料理のストレスはためずに解消しましょう、という長文です。
泣きたくなったり、疲れ果てる前に休息を。
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2日めのおやつ
業務スーパーで、息子が選んだダブルチョコマフィン。
私が先に味見した(開封した)のを息子が見つけて、「今日は絶対食べる!」と鼻息荒く帰宅しました。
ベトナム製です。
手のひらにのる大きさの個包装が7個入り。
真ん中に、チョコクリームが入っています。
どっしりみっしりではなく、軽い食感と味でした。
寒い時期は、少しあたためると美味しそう。
今は、冷蔵庫か冷凍庫で冷やした方がいいですね。
特に可もなく不可もない感じ(個人の感想です)。
7個で158円(税抜き)は、お得だと思います。
業務スーパーで買った食品について、詳しい記事はこちらです。
2日めの夕食
冷やし中華(レタス、もやし、きゅうり、錦糸卵、ミニトマト、ごまだれ)
甘辛鶏皮揚げ(市販のお惣菜)
焼きとうもろこし
きゅうりのぬか漬け(息子は食べません)
冷やし中華は、最初はツナを具に加えるつもりでした。
でも、鶏皮揚げがあるとヘビーなので、野菜と卵だけに変更。
こってりしたごまだれだし。
冷やし中華をおいしく作るコツの記事はこちらです。
夫がいないなら、夫が苦手で私と息子が好きな「ごまだれ」にしよう♪
と買ったはずなのに、作るとき見たら醤油だれ…。
間違えた。
もうごまだれしか考えられないので、練りごまを醤油だれで溶いてごまだれにしました。
練りごまは、チューブ入りのこちらがおすすめ。
瓶入りだと、油と分離して混ぜるのが大変なんですよね。
チューブだと、とてもラクです。
3日めの朝食
雑炊(鶏から揚げ、しめじ、長ねぎ、レタス、温泉卵、豆苗)
ぶどう(デラウェア)
雑炊と言っても、煮込まず、ご飯にスープをかけたあっさり系。
ヤマキのうどんつゆを使って簡単です。
から揚げは、一昨日の朝に作った残りです。
うどんにしたかったけれど、昨夜も麺だったし、ご飯が余ってて。
夫がいて家族3人だと、650cc(3.6合)炊いてほぼ2食分なんですが、息子と私だけだと、なかなか食べ切れません。
まあ、この先…恐ろしい量を炊くことになっていくのかな…
高校生男子なんて、すごいらしいですね…(こわい)
ぼちぼち続ける家庭料理
村井さんのエッセイ
一昨日アップされた、村井理子さんのエッセイ+読書案内を拝見しました。
私が心底疲れてしまったのは、自分自身の「味」だ。自分が作り出す、何十年も変わらない自分の味に疲れて、嫌気がさし、心底うんざりしている。ため息が出るほど自分の料理に飽きた。
そして、誰か(=家族)のために料理を作ることに疲れたから、今度は自分自身のために料理に向き合う、とのこと。
大きな反響があり、Twitterで賛同の声をたくさん見ました。
「ぎゅうぎゅう焼き」を考案、本を出版され、ウェブ上で料理レシピの連載までされた村井さんでも、そうなのか…そうだよね。
双子の男子を育て、大病をされ、本業(翻訳)でお忙しいのだから、なおさらでしょう。
いろんなときがあります
プロの料理研究家で、「食事の支度を面倒だと思ったことは一度もない」とおっしゃる方がたまーにいらっしゃいますが…
共感ゼロ以下のマイナス。
立派すぎて、敬遠しました。
文字通り、敬して遠ざけたのです。
特に若いうちは、「それに比べて、私はダメだなあ」という無用の罪悪感まで呼び起こして、つらくなってしまいました。
でも、「簡単、時短、手抜き」ばかりを強調するのも違うかな、とも思います。
やれスーパーのお惣菜がどうの、冷凍食品は是か非かなんて、極端すぎてね。
手作りと買ってくるのと、どっちもそれぞれいい。
何かを肯定するために、他を否定する必要はないのです。
料理が元々好きだとしても、気がのらないときも、調子悪いときもある。
急に、手の込んだものを作りたくなったり、新しいレシピにチャレンジしたくなるときもある。
同じ人間でも波があって、変化していくのが自然なんですよね。
自分の作った料理を食べたくない病
毎日毎日作っていれば、そりゃあ飽きもするし、疲れもします。
義務感だけで作って、自分は食べたくない、食べない時もあります。
私は、不定期に「自分の料理を食べたくない」病を発症します。
あー来たか…と、落ち込んだりはせず、自分だけでもインスタントや中食(できあいを買ってくる)、外食などでしのぎます。
しばらくすぎると、「自分の作った料理が一番おいしい」状態に戻ります。
その繰り返し。
料理疲れをこじらせないために
あんまり波が激しすぎると、買い物の計画がうまくいかなかったり、そのこと自体に疲れてしまいます。
予防的に少し気をつけているのは以下のことです。
・献立を先々まで決めすぎない
・作る疲れをためこまないよう、ちょこちょこ楽しみを入れたり、休む
例えば、一週間分の毎晩のメニューをきっちり決めて、それに合わせて買い物するとか、私はしません。
決めてしまうと、そのたびに悩む必要はなくなるものの、◯◯作らなきゃ、という縛りもできるので。
そのときどきの気分、体調、気温などに食べるものをできるだけ合わせたいので、計画はゆるめに。
メニューの幅も持たせます。
柔軟に変更できるように、ひとつの素材を展開できたり、冷凍保存で先送りできるとラクです。
あと、家族構成などの状況にもよりますが、“自分だけの楽しみ”も意識的に入れます。
家族が好きではないけど自分だけこっそり食べるものとか、身体によくなさそうだから子どもに内緒のインスタントとか。
食べたくないときは食べない。
「もったいない」と残り物を食べるのも、食べたくないならしない。
“人は、食べたもののようになる”からね。
家族だって、食べ疲れるんじゃない?
自分が自分の味に飽きるように、家族も飽きるんじゃないかなーと思います。
我が家の場合、多分私が怖いから、家族はあまり文句は言わずに食べますが…
「家族のために」「健康のために」と一生懸命作る料理が、押し付けがましくなってしまいそう。
「残さず食べて」という、無言のプレッシャーも与えています、きっと。
はっきり「まずい」とか「飽きた」と言われたら、ひどいと思うし心折れるけれど、言う方だってがまんしたくないですよね。
「文句があるなら自分で作れ」は正論だけど、現実として作る時間がなかったり、作れなかったりします。
特に、子どもは。
その辺りの、家族の小さな不満も積もらないように、少し気をつかっています。
一緒に買い物にいったらお菓子を選ばせたり、時にはお金だけ渡して、好きなお弁当を選んで買ってきてもらったり。
選んだものに何か言いたくなっても、ぐっと我慢。
多少出費でも、自分もラクできるし、必要経費と割り切ります。
出張やら給食は、気分が変わる意味でもありがたいです。
家庭料理とよその料理、両方の良さがわかることでしょう。
不満は小出しに、こまめに解消
料理に限った話しではなく、モヤモヤや不満、怒りなど、マイナスの感情はためるとよくないから小出しにした方がいいです。
熟成され、ときには腐敗し、最終的には自分が病気になるか、大爆発して周囲を傷つけてしまうから。
面倒がらずに、伝えるのも大事かな。
言わなきゃわからないもの。
家庭の料理も生活も、細く長く気楽に、ですね。
トータルで生き延びられれば、なんでもありだと思います。
ほんと。
それではまた明日。